4/06/2013

Sarah:

ヒロのACIMの理解は、ヒロが過去を記憶していることからも来ていると父は言ってたようですが、これはどういうことでしょうか…?
 

Hiro:

人は永遠の命を授かっています。

しかし人は死ぬと思っており、死を体験し続けてきました。

しかし本当は死ねないのです。

だから死んだと思った途端(場合によってはある程度の移行期間の後)また生まれて来るのです。 (しかし実際には生まれてくるのではなく、全く死んでいないのです。)

この体験が輪廻と呼ばれており、これは幻想なのですが、死が存在すると考えている限り人はこれ(輪廻/転生)を体験し続けるのです。

このメカニズムによって「永遠の命を持っているあなた達」が死を体験しているフリが出来るのです。

 
Sarah:

「メカニズム」 これを一文で説明できるなら、もう一度言ってみてもらえませんか?

 

Hiro:

生まれ変わりのメカニズムは、SEX(性の分離)です。

一つのものを無理矢理、男性と女性に切り分けたことにして、男性あるいは女性に成ったフリを続けるのです。

そしてSEXから子供が生まれることにしてあるのです。

 
Sarah:
もしかしたら catholicでいう『原罪』とは、そもそもあなたが今いった性の(無理矢理の?)分離から来ていますか?

 

Hiro:
「原罪(Original Sin)」は分離です。

「神から分離した自分を作りたい。 神から分離している体を自分の源(根源)にしたい。」という願いがあり、それにより知覚(体の感覚器を通して認識すること)が必要になったのです。

 
Sarah:

「アダム(男性)の骨からイブ(女性)を作った」
これは何ですか?デタラメですか?人間のおとぎ話に過ぎませんか?
創世記はなぜあるのですか?

 
Hiro:

神は人を作ったのであって、男も女も作りませんでした。

地球上の多くのものが男性性と女性性(陰/陽)に分かれているように見えているのは、

それが「人の二分化(分極化)された意識」を反映しているからです。

二分化された意識とは「良きものと悪しきものが存在し、それらを自分の意識(分離した意識)で見分けることが出来るという考え」です。

しかし神は全てを一つのものとして創造し、それを良きものにしたのです。

 
Sarah:

「神から分離した自分をつくりたい」

この自分は魂/霊/こころこれらであっては成り立たない文章ですね。なぜなら本来的にこれらは「分離」不可能な性質のものだろうから。

ただ「からだ(物体?)」という選択肢だけがあるのですね、 分離した自分をつくることにおいて。

またあなたは端的に言って、 からだを持った人間を間違いとみているのですか?馬鹿だと。{仰っているのですか?}

 

Hiro:
身体の感覚器(目/耳/鼻/触覚/味覚)だけに頼っている人には霊が認識出来ません。

それは体(肉体)が霊から切り離されているものとして作られているからです。

体の目を使って霊(スピリット)を見ることは出来ないのです。

霊の声は空気を振動させません。

霊のタッチは肉体を掴みません。

それでも霊はあなたに呼び掛け、あなたを揺り動かし、あなたにヴィジョンを見せるのです。

 「神が実在しているなら、何故私には奇跡が体験出来ていないのか?」多くの人達がそう嘆いています。

感覚器(目/耳/鼻)を使って霊を捉えることは出来無いのです。

それでも私はあなたに話しかけています。必要なのは私に譲る意欲です。

 
Sarah:
「私に譲る意欲」が何をわたしに(からだを持った人間であるわたしに)連れて来るのですか?

 
Hiro:

「あなたと創造の全てを繋いでいる霊」への気付きです。
 

Sarah:
また(人間の)感動とか霊に撃たれるとか霊的エクスタシー……などなど。これらはでは、あなたはどう説明してくださるのでしょう。

 
Hiro:
霊によって動かされていることに気付いた時(自分が霊に触れている事に気付いた時)あなは「感動」します。

霊は動き全てを結び付けると同時に、常にあなたを作り続けています。

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